2024年07月18日
定期借家契約とは? 利用するメリット・デメリットを解説
定期借家契約について、皆さんはどれくらいご存知でしょうか。
賃貸契約には「普通借家契約」と「定期借家契約」の2つがあり、それぞれに特徴があります。
今回は、定期借家契約の概要とそのメリット・デメリットを解説し、愛知県で不動産を検討している方々に役立つ情報を提供させていただきますね!
定期借家契約とは?
定期借家契約とは、契約期間が満了すると自動的に契約が終了する賃貸契約のことです。
通常の普通借家契約とは異なり、更新は基本的に行われず、再契約をしない限り入居者は退去する必要があります。
普通借家契約との違い
普通借家契約では、契約期間が満了しても入居者が希望すれば契約は更新されますが、定期借家契約では期間満了後に契約は終了し、再度契約を交わさなければなりません。
また、普通借家契約では最低でも1年以上の契約期間が必要ですが、定期借家契約では期間は自由に設定できます。
例えば、転勤で半年間だけ自宅を賃貸に出したい場合にも柔軟に対応できます。
定期借家契約のメリット
オーナー側のメリット
・期間限定で賃貸に出せる:
定期借家契約では、契約期間を自由に設定できるため、一定期間だけ賃貸に出したいオーナーには非常に便利です
・立退料が不要:
普通借家契約では入居者が更新を希望する場合、オーナーが退去を求めるには多額の立退料が必要になることがありますが、定期借家契約ではその心配がありません。
入居者側のメリット
・家賃や初期費用が安い:
定期借家契約は入居者にとって不安が伴うため、オーナーは家賃や初期費用を低く設定することが多いです
・品質の良い物件に住める:
オーナーが一時的に離れるために貸し出される自宅や分譲マンションなど、通常よりも高品質な物件に住める可能性があります
定期借家契約のデメリット
オーナー側のデメリット
家賃が相場よりも安くなりやすい:
定期借家契約は入居者にとって不利な面があるため、オーナーは家賃を相場よりも安く設定することが求められることが多いです
入居者側のデメリット
・再契約できない可能性がある:
契約期間満了後、オーナーが再契約を希望しない場合、入居者は退去しなければなりません
・再契約後に家賃が上がる可能性がある:
再契約が可能な場合でも、市場の変動により家賃が上がることがあります
定期借家契約の注意点
書面で契約する必要がある
定期借家契約は必ず書面で契約を結ぶ必要があります。
また、契約の際には「契約の更新がなく、期間の満了により契約が終了すること」を書面で明示する必要も。
これを怠ると、普通借家契約とみなされることがあります。
更新する際は再契約が必要
定期借家契約は期間満了後に自動的に終了するため、引き続き住み続ける場合は再度契約を結ばなければなりません。
その際、家賃や契約条件が変更される可能性があるため、注意が必要です。
定期借家契約がおすすめの人
オーナー側の場合
一定期間だけ貸したい人:
転勤や家の建て替えなど、特定の期間だけ物件を貸したい場合に最適です
入居者側の場合
一定期間だけ借りたい人:
例えば、引越しが多い仕事に就いている場合など、短期間の賃貸を希望する人に向いています。
また、家賃や初期費用を安く抑えたい人にもおすすめです。
定期借家契約を正しく活用しよう
定期借家契約は、オーナーと入居者の双方にとってメリットがあります。
期間限定で賃貸に出したいオーナーや、短期間での居住を希望する入居者には特に適しています。
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