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2024年12月12日

京間(関西間)とは?有限会社三喜丸が解説する畳の種類と違い

畳のサイズや種類については、あまり詳しく知られていないことが多いかもしれませんが、実は関西と関東では畳の寸法が違うことをご存じでしょうか?

 

有限会社三喜丸では、愛知県を中心に不動産を扱っており、地域による畳の違いやその活用方法について多くの経験があります。

そこで今回は、畳の違いについて詳しく解説し、特に京間(関西間)江戸間(関東間)の違いに焦点を当てながら、その活用法についてもご紹介できたらと思います!

京間(関西間)とは? その特徴と寸法の違い

 

まず、「京間(関西間)」は、関西地方で使われる畳のサイズで、1畳の大きさは1.91m×0.955m

これは、関東地方で使われる江戸間(関東間)や、集合住宅でよく見られる団地間に比べて大きくなります。

京間は、「本間(ほんけんま)」とも呼ばれ、西日本の伝統的な住宅で使用されており、広々とした空間を感じられることが特徴。

 

それに対し、関東で使われる江戸間は、1畳あたりの面積がやや小さく、団地間はさらにコンパクトになります。

この違いにより、同じ「6畳」と言っても、京間の6畳と団地間の6畳では広さが異なり、京間の6畳は団地間では約8畳相当の広さになることもあるのです。

江戸間や団地間との違い

 

江戸間は主に関東エリアで使用され、1畳の面積は約9.27m²

対して、京間は約10.94m²の広さがあり、畳1枚の面積が大きい分、よりゆったりとした空間が確保できます。

一方、団地間は特に集合住宅で採用されており、最も小さいサイズで、約8.67m²です。

これらの違いが、実際の部屋の広さや感じ方に大きく影響を与えるのですよ。

畳を選ぶ際に知っておきたいポイント

 

畳を選ぶときは、住んでいる地域や建物の構造を考慮することが重要。

例えば、愛知県では中京間(中間的なサイズ)が多く使用されますが、新しい物件では京間や江戸間も使われています。

畳の種類によって部屋の広さが変わるので、不動産物件を選ぶ際には、実際の畳サイズと部屋の平米数を確認することが大切ですよ。

 

また、畳の素材も重要です。

伝統的な畳はわらを使用して作られますが、現代ではスタイロフォーム(断熱材)を使用した畳も多く出回っており、防湿性や保温性に優れていますからね。

これにより、カビの発生を防ぐ効果もあり、特に湿度が高い場所や冬の寒い地域ではおすすめですよ。

 

畳の種類とそれぞれの適用例

 

畳の種類 面積 適用エリア
京間(関西間) 約10.94m² 関西地方、広い和室に適用
中京間 約9.93m² 東海地方、愛知県や岐阜県で使用
江戸間(関東間) 約9.27m² 関東地方、標準的なサイズ
団地間 約8.67m² 集合住宅、小規模空間に最適

畳を使用する際の注意点

 

畳は湿度の変化に敏感で、定期的な換気や掃除が必要です。

特に湿気の多い夏場には、カビが発生しやすくなるため、こまめに換気を行い、乾燥させることが大切ですよ。

 

また、畳の上に大きな家具を置くと凹みが残ることがあるので、注意が必要。

さらに、畳の上に敷物やカーペットを長期間放置すると、湿気がこもってしまうため、定期的にカーペットをめくり、畳を乾燥させましょう。

特に部屋の中で畳の空間を活かすためには、家具配置や湿気管理が重要ですよ。

京間を選ぶメリット

 

京間を使用することで、広さをより感じることができ、家族全員でくつろげる空間が確保できますよ。

また、伝統的な和の雰囲気を楽しみながら、現代的なデザインとの調和も図れるため、畳のある生活に興味がある方にはぜひ検討していただきたいです。

 

京間の畳は、広さだけでなく、その耐久性や美しさも大きな魅力✨

快適な住まいを実現するために、畳のサイズや素材選びには注意を払い、最適な空間づくりを目指しましょう。

お困りなことがありましたら、有限会社三喜丸に気軽にご相談くださいね♪

 

 

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